いついつまでも共に

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もう、泣き虫さんね、なんて涙を拭われる。
君の方が泣き虫の癖に。

「ずいぶんと寂しい思いをさせてしまっていたようで、ごめんなさい。
これからはずっと一緒に居るから、許して欲しいわ。」

目を覗き込まれてそんなことを言われるから、戸惑う。

僕と共に居ると言うことが、何を意味するのか分かっているのかい？
そう問うと、えぇ、勿論。貴方こそ今日がその時だと、分かっているでしょう？
なんて帰ってくるから、あぁなんて聡明なんだ、とまた胸が熱くなる。
胸から全身が焼けそうだ。