0.世界の説明書

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#オメガバースという世界観及びこの作品における設定 (オメガバースを知っている方なら、読み飛ばしていただいて大丈夫です) ・男女ともにα、β、Ωに分類され、6種類の性別がある。 ・妊娠可能なのは、女性及び男性Ω。 ・人口の割合はβ>α>Ωの順で、希少性が最も高いのは男性Ωである。 ・αは有能で社会的地位が高い。ヒートという、Ωフェロモンに反応して突発的な発情期を催す。一度ヒートに入ると理性が飛び、暴力的になってしまう傾向がある。 ・βは普通の人。Ωの発情期に対し、ムラムラする程度で理性で抑えられる。 ・Ωは男女ともに妊娠可能。一定の周期で発情期が訪れる。この作品では1ヶ月ごとに約1週間の発情期が続く。発情期間中は特殊なフェロモンを発し、番と出会っていないαやβを無自覚に誘惑してしまうため、容易に外出はできない。 ・αとΩの間のみ、番という関係を結ぶことができる。発情期の性交時にαがΩのうなじを噛むことが必要。歯型は永遠に消えることがない。 ・番になった場合、αに変化はない。Ωに限り発情期中は番となったαに限定した性交渉しかできなくなる。発情期中に他の人間とすると、目眩、頭痛、吐き気に襲われる。また、番のα以外には発情期であったとしてもΩフェロモンが効かなくなる ・αは番を複数持つことができる。Ωは一人としか番ない。故に捨てられたΩは、発情期を一人で過ごすしかない。 ・番の解消は原則としてはできないが、α側からは可能である。 ・Ω専用の発情期抑制剤、α専用のヒート抑制剤というものがある。
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