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事のあらましを吉田に話す。 喋れば喋るほど吉田の唇は愉悦に歪む。 彼の加虐心に火を着けたに違いない。 「…それで、見つけて事を起こした後は手引きしてくれるんだろうね?」 「勿論だ。…頼むぞ。」 「手掛かりが“大阪”だけだから、結構手間かかるだろうから、後でツケはたっぷり払って貰うよ。」 何故だか背中に冷たいものが流れる。 「お、おう。」
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