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第1章 1:放浪の吸血鬼
昔々、ある所に1匹の吸血鬼の若者の男がいました。彼は、引っ込み思案な性格でした。その男の名はギガと呼ばれています。
ギガは木の下でこう呟いていました
ギガ はぁ、今日もうまくいかなかったなぁ・・
街中では、百緒と呼ばれる少女が歩いております。
百緒 ・・よし!これでお母様に頼まれた者は全て揃ったわ!さて、早く帰らなきゃ!
怪しい男 ぐへへ・・、どっかに可愛い女の子はいねェかなぁ~
怪しい男は百緒に優しげに話しかけた
怪しい男 よう、そこの可愛いお嬢ちゃん!俺と一緒に遊ぼうぜ!
百緒 嫌よ!私はお母様に頼まれたものを届けないといけないの!
怪しい男 んだとぉっ!?
百緒 きゃっ!
ギガ 危ないっ!
ギガが咄嗟に百緒を守るかのように立った
怪しい男 なんだオメェ、お姫様を守るシチュエーションのつもりか?
お前は1発殴られたいんか?
怪しい男はギガの顔面を一発殴った
百緒 これ以上、この方をいじめるのはやめて!!
百緒の手のひらから金色の矢が怪しい男に向かって飛んだ
怪しい男 いでぇっ!畜生、覚えとけよ!
怪しい男は腰を抜かして消えていった
ギガ す、すげぇ・・!
百緒 貴方、私のこの技が気になるの?
ギガ はっ、はい!
百緒 そうなんだ~、あっそうそう、私の名前は百緒!貴方は?
ギガ ぼ、僕はギガ。
百緒 素敵な名前ね!そうだ、私のお家で紅茶はいかが?
ギガ ぜっ、ぜひ!
百緒 よし、決まり!じゃあ、いっくよ~!!
ギガは百緒に腕を掴まれながら、連れていかれた。
ギガ (さっきの彼女の能力は何だったのだろう・・?)
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