同盟者(フェデラートゥス)

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アイリスはミリアリアの指先の動きに蕩けた声をあげさせられながら新たな挑発を返し、ミリアリアは蕩けたアイリスの姿とその挑発にこれ以上無いほど真っ赤な顔をしながら残る手をアイリスのすっきりとした腹部に伸ばして滑らかな光沢を放つ薄布越しに指先を這わせ始めた。 「……ッン……ンアアッ……クッ……ンッ……ンンッ」 背中を撫でるミリアリアの指先の動きに耐えていたアイリスは新たな刺激に蕩けた悲鳴をあげながらすがる様にミリアリアの身体にしがみつき、ミリアリアはその反応に頭が更にクラクラになるのを感じながらしがみつくアイリスの耳元に囁きかける。 「……ち、ち、挑発した割には、ず、随分、辛そうだな、そ、そ、そんな様で、ど、洞窟を、で、出るまで、た、耐えきれるのか?」 「……ヒッンッ……ンンッ……ふ、フフフ……だ、大丈夫……よっンンッ……あ、あたしは……ンッアッ……ま、魔王アイ……リ……スンンッ……ま、魔王の……アッンッ……こ、沽券にかけて……ンックッ……た、耐えあげンンッ……だ、たか……ら……アッンッ……た、沢山……アッンッ……い、悪戯して……クッンッ……いいわ……よンンッ」 ミリアリアの言葉を受けたアイリスは魅惑的な身体を艶かしく反応させながら蕩けきった声で応じ、ミリアリアはその反応に身体の奥を甘く痺れさせながらしがみつくアイリスの魅惑的な肢体を薄布越しに撫で続けながらアイリスと共に洞窟の出口へと向かった。 魔龍となったフォレストドラゴンと会談したアイリスはフォレストドラゴンに対してテイムでは無く盟約を提案し、フォレストドラゴンは異形の女魔王との盟約を快諾した。 残高狩部隊本隊襲撃を目指すアイリス達に加わった新たな戦力、それは数多の齢を重ねて来た心強き同盟者(フェデラートゥス)……
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