第3話  城につかえる者

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あ、仕事の時間だわ。 エプロンを机から取って、ムガルとお店へ向かおうとした 「ロ、ロキさん。どうしたんですか?」 「すみません、殿下がお呼びなのですよ。ライカ様が来たら仕事するらしく」 めんどくせぇぇ! いなくてもしろよ! 「けど私いまから仕事が・・・。」 「あ、それなら」 スっと私の前に出された1枚の紙 『移転の報告』 移転・・・ てことは私この町から出ていかなきゃいけないの? 「どうしよう、私どこの国へ連れて行かれるんだ。」 「いやいやいや、それは気にしなくていいですよ。いったんついてきてください」 「分かりました。」
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