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あ、仕事の時間だわ。
エプロンを机から取って、ムガルとお店へ向かおうとした
「ロ、ロキさん。どうしたんですか?」
「すみません、殿下がお呼びなのですよ。ライカ様が来たら仕事するらしく」
めんどくせぇぇ!
いなくてもしろよ!
「けど私いまから仕事が・・・。」
「あ、それなら」
スっと私の前に出された1枚の紙
『移転の報告』
移転・・・
てことは私この町から出ていかなきゃいけないの?
「どうしよう、私どこの国へ連れて行かれるんだ。」
「いやいやいや、それは気にしなくていいですよ。いったんついてきてください」
「分かりました。」
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