57人が本棚に入れています
本棚に追加
/136ページ
第3話 城につかえる者
朝7時、歩きながら横からロキが今日の予定を確認していく
「殿下、今日の予定は王様とのランチがありますね。お昼から稽古2時間です」
「他は?」
「資料が殿下の部屋に運ばれているらしいので確認を。今日は忙しいですね」
そうか・・・ライカに今日は会えそうにないな
「なぁロキ。この城に魔物使いはいるか?」
「いえ、この前殿下のせいでやめていきましたよ。ねぇ殿下」
「な、なんのことかな?ハハハ~」
「殿下が魔物を全て放ったせいで、小屋が全焼です。今は募集中ですね」
そんなに危ない仕事なのか
「魔物使いは住み込みでの仕事がありますね。けどそれがどうかなさいましたか?」
「ロキ、今日は仕事頑張るから。ライカを呼んでくれないか?」
「分かりました」
最初のコメントを投稿しよう!