ホテルで?!

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6 私はさらに 一颯に近づいて聞いてみた 「それは… 厳しい中にも 優しさがあるんです。 静さんには。 いつも皆に 笑いかけてるし… 俺、あの笑顔にやられたんです。」 えっ? 「い、意外と私のこと見てるんだ? 蒼井くんは…」 一颯は 目を輝かせて 「それなら… 良いですか?」 「はぁ? 何言ってるのよ? これとそれとでは 別でしょ?」 ガクッと 肩を落とした 一颯… 「私…シャワー浴びてくる… 先にイイ?」 「イイですよ? その変わり… 僕が襲うかもしれませんけど?」 かぁ… 「な、何言ってるの? 鍵付いてるから、開けられないよ?」 「そうですね… でも、一緒に入るってことも 出来ますけど?」 「蒼井くん? ここの所、残業多かったかも しれないけど、頭おかしくなった?」 「なってません… 普通です。」 はぁ… 「まぁイイわ。 私は入ってくるから。」 私はバスルームへ行き 直ぐに鍵を閉めた カチャ… まったく… 困った奴… ………
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