ホテルで?!

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8 そうだ! 眠ってしまえば… 襲っては来ないよね? 安易な考えな私… 奥の窓際のベッドに 私は入って 横になった… シャワーの流れる音が 遠くに聞こえている 直ぐに眠れるかと 思ったけど… 枕が替わると眠れない私… ウトウトしながら 寝返りをうったら いつの間にか 一颯が 髪をタオルで 拭きながら 私のベッド脇に立って いた 目が合う 「…何?」 「静さん、眠れないなら 飲みましょうよ?」 「私は酔わないよ… 強いから。」 「知ってます… 別に酔った所を 襲おうなんて思ってませんよ。」 「そう? それならイイけど…」 私は起き上がった… そして テーブルの上にある 缶チューハイを飲んだ… この状況が 変だと思いながら… 一颯も酔わない… チューハイ数本 飲んだくらいで 酔うわけないか… 気が緩んでいた私… まさか… あんなことになるなんて… 少し眠くなってきた 「蒼井くん… 私、眠くなってきたから 歯磨きして寝るね…」 一颯も眠そうにしてた… ………
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