創作

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[名前] 宝生 命 [ヨミ] ホウショウ ミコト [年齢] 14歳 [棋力] 5段 [好き] 甘味、囲碁、塔矢アキラ、愛 [嫌い] 甘味以外の物 [性格] 絵に書いた様なアダルトチルドレン。幼少期に暴力と飢えを与えられ其れを当然の様に享受し育った為に全ての物事に対し歪な見方しか出来ず本人も其れに疑問すら抱けず成長を遂げた子供。 故に好きか嫌いかで世界は構成されておりその他は微塵も興味が無い。極めて厭世的、且つ卑屈。虐待児だったせいか他者を見透かし顔色を伺う能力に特化しており人に傷を付ける言動を意図せず行ってしまう。常に笑みを称えた口と相手を観察する癖からか不快感を与える程他者を見詰める癖があり、その際の距離も近い。親に与えられる暴力は愛情故と教えこまれた為何時しか両親は愛してるから己を痛め付けると防衛より錯覚、幼かった少女の心はその時点で人格構成として破綻しており痛みを受ける事、他者に傷を残す事、当てられる真髄の欲こそ尊ふべき愛情だと認識し其れが唯一絶対であると今も信じている、ある程度肉体が構成されてからは顕著にそれ等を与えてくれる人物ならば特に拘りはなく関係を持ち、1つに拘らぬ平等に公平に全てに愛を与えてしまう危うさを持つ。曰く植物に散々手間を掛け育てる癖にその実は決して収穫せず放置する原理に等しい。彼女にとって重きを置いてるのは過程であり終着ではないとの事。そんな性格な為、自身の身の回りに関して無頓着な面があり、他者への理解を示さない代わりに己も他者を理解しようとしない閉ざされの世界に息づいている。物の整理が出来ず部屋は常に荒れた状態でそんな異常とも呼べる部屋で平然と生活出来る破綻者。 其でも少女らしく、出来るなら綺麗なまま誰かの記憶に残りたいと心から無知を気取る事もあるが大抵は大人の欲に塗り潰されそれ自体に心地良さを抱いている、然しながら無頓着さとは矛盾する見目の価値に重きを置いている為に仕草や言動、等は厭に女を芽吹かせ厭しさが残る。 大抵を自分自身でこなし器用に思われがちだが根っこでは孤独を厭い、恐怖する矛盾を抱え込み、無意識に己に無いものを持った存在、確固たる信条を持つ者に強い憧れを抱く傾向がある。 他への執着が皆無に等しい分反する様、自分自身の手にある存在には愛情を抱きやすく、絡め取る様に支配し自身だけ閉ざしたいと常々願っている。
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