創作

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[続] 自身を愛してくれる人を常に囲い分別無く多感に受け入れてる為体に傷が絶えず頭部と首筋には常に包帯を巻いている。又肌の見える箇所に傷が出来れば最低限の手当はするのでその見た目は宛ら子供に飽きられ棄てられた玩具を彷彿とさせる。本人曰く他者の同情が引けるので見映えに違和感は抱いておらず傷も愛しさの塊。 服装に対する執着も皆無で幼い頃より着ているシンプルなワンピース、手合い等公式の場のみ現在席のみ置いてる中学の制服を着ている。制服は黒を主としたセーラー服でラインは白。スカーフも同色で中学らしく華美とはかけ離れている。与えられる物の殆どを他者に依存させているが誰かが白い物を基準として購入してから大抵持ち込まれる物は其れに準じ大体白い、色素の薄いものとなっている。 子供に削ぐわぬ程落ち着いた声をしており彼女に囲われた者曰く『酷く優しく落ち着いた音なのに何時までも耳に残る不気味な声』との事。 人と語る際に厭に距離を詰め耳元で囁く様に話そうとするのも大きな特徴でありその根源は他人との距離感を理解してない彼女自身の欠落さもある。
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