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その言葉から他の対戦相手にもあの碁を打つのかと理解した塔矢は衝動的に少女を探す様に。元より対戦等には無頓着なのか棋院で会えない日が続くもある日タイトル戦を行い帰宅の遅くなった塔矢が棋院で少女を発見。前に見た時より怪我が増え現に腫れてる頬を見て誰かしらと喧嘩したのかと予想し触れるも矢張り笑うばかりの少女に呆れ自分が如何に無駄な事へ時間を費やしていたか理解する。場を離れようとする塔矢に対し此方は引き止める様に手を取り自分の事を教えると強引に家まで向かう。 開かれた扉の先は光ひとつない湿気のある部屋で中へ進むと衛生的に不純な空間を目の当たりにする。余りに悲惨な部屋の状態に言葉を失う彼を無視して彼を部屋で待つ様告げれば程無くして1人の訪問者が現れる。その男は彼女の求めるままその体を殴り欲のまま痛め付け捌け口にし彼女は其れを悦んで享受し続ける。よせばいいのにその手に全く関心を抱かなかった塔矢は拒んでも聞こえる執拗な音と少女の行為に釘付けとなり彼女の異常へ呑まれてしまう。 結果的に事を終えて部屋に留まる彼に傷だらけのまま近付き告げるは、彼も好きな様に自分を扱っていい。との言葉。 碁以外に興味を抱かず、強くある事に誇りを持っていた塔矢の全てを過剰な迄に受け入れようとする少女の淀んだ愛に気付けば彼は依存し暗く湿った部屋に通う様になる。 然しながら少女の愛は彼一人ではなく多面に満遍ない物で次第に其れが不快を覚えた塔矢はそれ自体を少女に、ぶつける様に。 段位を上げるほどに掛かる期待と重圧に焦燥、心理的心労を少女にぶつける程彼女に依存し何時しか彼が少女を支配する側ではなく彼が少女無くしては感情が操作できなくなる迄に至ってしまう。 後は流れで、そのまま監禁してもよし。 彼女から離れようと彼を試すのも楽しそうですん?
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