volume17

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私が頭を上げると「ちょっと来い」と馬場さんが立ち上がった。 そのまま会議室に入ると「大丈夫か?」と馬場さんが声をかけてくれた。 「あんまり」 本音を漏らし意味なく笑った。 「……だよな。まぁ、とりあえず座れ」 私は長机を挟んで馬場さんの前に座った。 「……写真……どうなりましたか?」 「……あれから、違う奴に行かせた」 「……すみません」 「お前があんなに怒鳴るなんて初めて見たな」 「すみません……せっかく馬場さんに、」 「俺のことは気にすんな」 「でもっ、」 「……仕事で挽回してくれって、言いたいんだけどな」 馬場さんはグッと眉間にシワを寄せた。
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