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ハルキDAYはお寺巡りだった。
ハルキ「まずはここで合格祈願な」
私の試験合格をしーっかり祈った。
のんびり回るのかと思いきや
直ぐに次のお寺へ。
私「どこまで行くん?」
ハルキ「〇〇寺やで」
聞いてもさっぱりわからなかった。
お寺について説法を聞いた。
ハルキ曰く
幸せになれるお寺だと言う。
1つだけ願いを叶えてくれるということで
私
そうお願いした。
帰りの階段で踏み外しそうになり
ハルキ「ほれ」
私に手を差し出した。
私「あ…ありがと」
ハルキの手を掴んで
一段一段と降りて行く。
最後の階段を降りても繋がれたままの手。
繋いどくんか?
しかしこういうのさりげないよなー。
こういう事他にもしてるんやろなー
そう思いながら歩いた。
ボーッと歩き過ぎて足元を見ていなかった。
ハルキ「なお!段差あんぞ」
うわっ。
転けそうになって
ハルキの手に力が入る。
おかげでなんとか転けずに済んだ…
ハルキ「あっぶな(笑)」
ありがとう。そういうべきなのに
なぜか。
口は直前に考えていたことを喋った。
私「こうやって手を繋いだりって
他の子にもしてるんやろ?」
ハルキ「は?」
私「え?は?」
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