0人が本棚に入れています
本棚に追加
ドアが開き、向こうから来たのは…
健「誰!?」
「警視庁のものだ」
優馬「健~」
健「な、何かあったのか?」
「見え透いた嘘はやめたまえ。貴様らが神無月廉の件を探ってるのは既に分かっている。
貴様らが得た情報は全て此方に筒抜けだ。
生憎だが、望月君とやらに伝えた情報は偽のものだ。部下から尋ねられ感付いた。あの件を探るヤツがいると…」
健「だが、なぜ俺らだと!?」
「言わなかったか?望月君とやらから探ったからだ。
望月、樋口、優馬。ここ一帯の悪ってことで有名だからな…
ま、警察は本気で貴様らを追っちゃいないから、住民は関わりがないヤツは知らない。」
理由は分かってる。本格的に動き出した時期は、神無月廉の事件からだろう…
あのとき、フラッと通った女性は俺の婚約相手だ。翌週には式を挙げようとしてた。そんな最中、警察の失態を目撃したからと言うふざけた理由で死んだ。
即死だった…
殺意はそれを知ったとき芽生え暴走…
最初のコメントを投稿しよう!