第三話 警察の失態

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ドアが開き、向こうから来たのは… 健「誰!?」 「警視庁のものだ」 優馬「健~」 健「な、何かあったのか?」 「見え透いた嘘はやめたまえ。貴様らが神無月廉の件を探ってるのは既に分かっている。 貴様らが得た情報は全て此方に筒抜けだ。 生憎だが、望月君とやらに伝えた情報は偽のものだ。部下から尋ねられ感付いた。あの件を探るヤツがいると…」 健「だが、なぜ俺らだと!?」 「言わなかったか?望月君とやらから探ったからだ。 望月、樋口、優馬。ここ一帯の悪ってことで有名だからな… ま、警察は本気で貴様らを追っちゃいないから、住民は関わりがないヤツは知らない。」 理由は分かってる。本格的に動き出した時期は、神無月廉の事件からだろう… あのとき、フラッと通った女性は俺の婚約相手だ。翌週には式を挙げようとしてた。そんな最中、警察の失態を目撃したからと言うふざけた理由で死んだ。 即死だった… 殺意はそれを知ったとき芽生え暴走…
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