第三話 警察の失態

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「必然的に貴様らの失態は消える、ただそれだけ… 白紙に戻すと言うのは警察側の話だ気にするな。 彼の逮捕があった日から上層部では既に神無月の事件を再び追っていた。すぐに分かったよ、貴様らがあの警官を殺す前に… 知り合いから聞いた顔、風貌を宛にしてたようだが、偽の情報だから見つからないはずだわな… まぁ見られたからには始末するしかないからついでに殺った、そんなとこか」 健「てめぇ、何が言いたい… ゴチャゴチャ五月蝿い」 「幸い、神無月の事件の直接的な関係者は貴様らのお陰もあって誰もいない。 つまり、こちらで処理すれば事件は闇に葬られる。 でだ、望月君とやらと会って分かった。何故事件を追っているのか…」 健「…」 「あの時、神無月が殺した女性は…」 健「やめろ…」 「樋口健、貴様の婚約者だ!! あの事件では彼女の身元が不覚にも割り出せなかったからな…」 健「やめてくれ…」
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