第6章 誕生日

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「重い...」 大量のプレゼントを抱えて家へと向かう。 顔の広い小雪のおかげで私が今日、誕生日だということは会社中に広まっていた。 知ってしまったからというものだろうか。 みんながあげているから何か。 と言った感じで名前も覚えていない人からもプレゼントを貰ったりで今までにない量のプレゼントを抱えていた。 本当に小雪のパワーには舌を巻くものがある。 家に着くと灯りはついていなかった。 ちょっと前までは当たり前のことだった筈なのに。 「何期待してんのよ」 もしかしてと思ってしまっていた自分に嫌気がさす。 真っ暗な部屋に入るとそのままベットにダイブした。 疲れた。 今日はもう寝てしまおう。 私はそのまま瞼を閉じた。
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