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(駄目だ。今日はみんなにとって人生でとっても大切な日。朝の雰囲気、緊張してた。先生にとっても大事な日。迷惑はかけたくない。)
…大丈夫です。とりあえずヴァファリンとかありますか?試験ここで受けます。」
「え?受けるの!?いや、でも、報告するから!!」
「今日の試験が終わったらでいいです」
って、すげぇお腹痛いの我慢して
カッコつけて言ったのに…
その教科が終わった、少しの休憩時間に…
何故か…先生、医務室に来る…笑えない…え、なんで?
おっさんが色々な人達とつるんで、私の制服から高校を特定し、先生を探し、そして、
チクリやがった……クソったれぇぇえ!?
「灰音、盲腸って!?」
「いいえ。違います。ただの緊張です。大丈夫です。
せんせー戻って下さい。みんな待ってます。」
「…笑。(* ̄∇ ̄*)フッ。何飲みたい??」
「…爽健美茶。」
「わかった。買ってくる。」
「ホントにしんどい時はちゃんと呼べよ。お前だって、俺の大事な生徒なんだから。」
「わかった。今はホントに大丈夫だから。」
「はいはい。( ̄▽ ̄)あ、明日もそのお守りいる?」
「是非(T^T)」
「頑張れよ!終わったら迎えに行くから」
そして、2日間のセンター試験は
おわった。結局、私は母子家庭だったし、
母も入院して仕事辞めちゃったしで、
大学には行かなかったから記念受験に
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