おひなさまのダイエット
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雛壇の上に、にぎやかに、堂々と並んだ雛人形たちの姿を、ネズミは、部屋の隅のタンスのかげから、そっと眺めました。姫君の美しさに、ネズミは思わずため息を漏らしました。ああ、やはり、懸命にお仕えしたかいがあった。 まっすぐ前を向いて、ツン、と澄ましていた姫君が、一瞬、ネズミに流し目をくれ、そうして、いたずらっぽく、ウィンクしました。 (終)
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