創作

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[容姿] 純日本人らしくさらさらとした髪は一本一本が細く滑らかな指通りをしており絹を思わせる深い光沢を生む黒髪、兄に似て癖ひとつない髪は胸部で切り揃えられ瞳に掛かるかと程の長さがある前髪は左に寄せられ最近の流行に乗った髪型とされている。両脇の髪を頬骨辺りで揃え品良く貞淑な印象を生む、一本一本細い為に若干髪の量が少なく感じる程軽く動く。瞳の色は初見黒に見えるが確り覗き込むと鳶色をしており光の当たり方で色彩の主張が変わる。切れ長の瞳を持つ彼とは反して幅の広い二重を持ち横幅のある瞳は高さこそ平均的だが印象の強い眼差しを生む、観察眼に優れてる為か瞳は落ち着きなく動かしてしまう癖がありクリクリと多感に動くのが特徴、目の周りの筋肉を良く使うので涙袋の発達も目覚しく長さはないが上向きに上がる睫毛のお陰か瞳は大きく見られがち。輪郭はやや丸めで鼻が細く唇も薄い為一見すると薄い顔ではあるが故に特記した美貌の持ち主になり得ぬが格段不可のない顔と称される、愛らしさと言うより控え目な品を感じられ黙っていれば淑やかさが伺える。 そんな顔の作りのせいか大きく笑うより微笑む事の方が多く表情の作りも合ってか少女自体を年齢より若干高めに見せてしまう、所謂大人顔。元よりメラニン吸収が上手くないのか肌は雪の様に白く1度焼けると赤らみケロイド状になってしまう為意図的に肌を焼かぬ様に注意している。親の強い希望で所謂優良学校に中学から通っており高校はそのままストレートで上がっている。古くから存在し仕来りのある学校として名を売っており制服も旧式。今では珍しいボレロ型で色は深い臙脂色、リボンは細く主張させる様な白で全体的に落ち着き品良く統一されている。普段使いは派手にならぬワンピースやスキニーを好み露出は余りしない。 母親から進学祝いに渡された水晶石のネックレスを校則違反と知りながらも制服に隠す様に身に付けている。 部屋着に限り大きめのシャツ、Yシャツ、タンクトップに短パンと非常に楽な格好を好み曰く部屋の中だけでも楽したいと心情の現れらしい。 又、其れこそ塔矢と別れる直前に体に掛けられてた上着が過去の己を示す唯一の物と認識してるのか最早着られず襤褸布同然になっても手放せないでいる。然しながら兄の記憶は曖昧で両親も語ろうとしないので実質亡くなっているのでは無いかと彼に会うまで誤解していた。 【所持性癖】 ハイボクシフィリア (低酸素症嗜好/絞首等で低酸素状態になるのに興奮)
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