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[続] 前々から妹の姿はカウンセラーから写真で得てたので学校を特定する事は訳無く帰宅途中の妹を見て漸く自分等の間を裂く者は居なくなったと後を追うも彼女には今や家庭があり偽りの両親の元で笑顔を見せ日常を過ごしていると知り、その夫婦が自分から妹を奪うのかと短絡的な感情に陥た挙句その日の内に家へ侵入しその夫婦をも殺してしまう。部屋に溢れる家族写真、妹の成長の記録を握り締めながら部屋に向かえば眠ってるその姿があり漸く邪魔者が居なくなったと満足する塔矢の気配を察知し目を覚ました此方は血塗れの塔矢を見て驚き怯えてしまう。 そんな様子を気に掛けず迎えに来たと告げる彼に両親について問い、返された応えに少女は怒りを露わにする。 幼すぎる頃の記憶は少女の中に僅かしか存在せず其れすらも朧気な当人は既に兄がいた事実すら無かった事になっており、そんな妹の言葉に塔矢は自分が今まで何の為に生きてきたと絶望してしまう。然し思い返せば凄惨な事件を起こした時少女は幼く、記憶がないのは仕方ないの事で汚らわしい大人の手に渡り過ごして来たのだからと納得し記憶がなく思い出せないなら幼少をやりなおせばいいと抵抗する此方を気にせず自分等が住んでた荒れた自宅に連れ戻し失ってた時間を取り戻す様に生活を始める様に。 その途中でこちらが何度逃げようとしても聡明な彼の手から零れる事は出来ず時に自分の手から逃げたくなる理由は他の存在かと他者への殺人を仄めかす発言等々も見られる。 又、見せしめでは無いが自宅の周りを嗅ぎ回る存在を見つけると即座に処分する辺りから彼に恐怖を抱いてる此方は段々と其れを切っ掛けに過去を思い出し始める。 後は流れでお願いします。
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