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なんで関西弁?!
と思いつつ、
「あ、あの、なにか…」
恐る恐る近付いて話し掛けてみる。
「あんさん、うちのご主人を助けてくれへんかの」
「助ける…?」
「うちのご主人は人見知りで友達と呼べる友達がおらんのや」
とても真っ白できれいな毛並みの、とてもきれいなグリーンの瞳で、けけけ、と首元を掻く。
なんともギャップがすごいなと。
「つまりご主人と友達になってやってくれへんかの」
「へっ…?そう仰られても、ご主人様がどんな方か知りませんし」
「そらそやな。今ええか。ついといで」
門の上でう~んと伸びをし、上を器用に歩いていく。
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