横断歩道
3/4
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
並んで歩きながら、何か言わなきゃと
焦
(
あせ
)
っていた。 ここで引き止めないと、もう二度と戻ってこない気がしていた。ユキが横断歩道を渡っていく。 「いかないで」 小さく呟いたその言葉は、ユキに届くはずもない。 どうか気づかないで。 私の気持ちに気づいて。 矛盾した感情が、爆発する。 2人だけの世界は、チョコレートみたいに甘く、ドロドロしていて。
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
17(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!