イートインスペース

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「高田の家に泊まる?」 「うん、でも、あんたの家に泊まることにしてるから」 「りょーかい」  いつも通りの返事をしたけれど、声が少し不自然だったかもしれない。 「ありがとっ!」 「はーい」  電話を切って、(そで)で涙を(ぬぐ)う。  ずっと前から2人がいい感じなのは、嫌でも伝わっていた。私はムカついて、さっき食べたのと同じチョコレートを、あるだけ買ってコンビニを出た。
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