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第1章 10年ぶりの再会
「麗華様!もうご登校されるのですか?」
「うん。なんかソワソワしちゃって、家にいても落ち着かないから」
「そうでしたか。では至急お車を手配致しますので、少々お待ちください」
「ありがと。でも車はいらない。今日は時間に余裕もあるし、歩いて行こうと思って」
「かしこまりました。それでは、私も門まで同行致します」
「花恵さん、私ももう高校生だし、登校くらい1人で大丈夫」
「そうですか.....かしこまりました。それでは、お気を付けていってらっしゃいませ」
「いってきます」
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