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寛太は焼き鳥を焼くことに一点集中していた。
気持ちを集中していないと自分の心が一面雪子のことで覆われてしまうような気がしたからだ。
本心は雪子に会いたい
どんな風に成長したのかこの目で見てみたい。
しかしどんな風に声かけれてばいいのかわからない。
今、会ったらなんだか傷つくことになるかもしれない。
傷つくかもしれないなら都合をつけて会わない方は良い。
他の店員がとってきた注文が書かれた用紙が目の前に届くとガラスケースから注文の焼き鳥を取り出し、焼き鳥機にのせる。
1人の女性がひな鳥に入ってきた。
カウンターに座った。
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