第1章 レストラン

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「はい。すみません」 「いつまでもそんなことしてたって、誰も助けてくれないわよ。」 「自分で覚えようとしないと。」 「今からやってみるから、見てて。」デザートの仕方と、魚のシェア見せるから」 以外にもいい人で驚いた。ちゃんと見て覚えないと。 数日後、他の店に駆り出されそのままいなくなってしまった。 安藤さんは、きつい女の子だと言ってたけどやさしい人だと思った。 「この間の話本気だよ」 まだ信じてない自分がいる。 ささやんと久しぶりにあった。グラスをふきながら聞いていた。 「陵ちゃんは?どうしたいの?」 べっちゃんさんが、合間に入ってきた。 「あの人は、やめておいた方がいいと思う。陵が傷ついちゃうよ。」 私もそんな気がする。そして回りが見えなくなる気がする。
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