第2章

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今日は、店長のお疲れ様会。オールすると張り切ってるべっちゃんさんと竹さんとささやん。 私は、この人達が大好きだ。 でも今日は、ちょっとだけかおだして帰ろう。 仕事を終えて皆レストランに残っていた。 ワインのいいのがあると店長が探しに行って、安藤さんは、竹さんと料理の話をしてた。 いつか、親の稼業を継ぐと言っていた。 系列の軽井沢のウェディングレストランに、竹さんは行きたいと話しており、ささやんは、お母さんになりたいと話して盛り上がった。 「陵ちゃんは?」 「レストランでもう少しもっと作ったりしてみたい。」 見習いでも何でもしたいと思った。 つてもないし、今のここでは、無理だと思うけど 「接客をしてみたいです。」 ささやんが「いいね。」っとうなずいてくれた。 多分もうすぐ、私は安藤さんを諦めないといけないと思う。 皆で、朝まで飲み明かしてプレゼントを渡した。 赤い服をすでに着ていた。 実は、同じ電車で途中まで一緒に帰ることがあった。 手をつないで、準急を待ってる間、 サッカーに見立てて足を踏む真似をしてじゃれていた。 「マジで惚れてるから」キスをされた。
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