第2章

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予測してたし、よくないことだって理解してる。 ささやんが竹さんとこのあと別れた事を聞いた 。 私は、辞めることを決め、シフトを減らした。 ささやんのうちに、別れる前に遊びにいった。 「陵ちゃん、私ね赤ちゃんできたかもしれない。」 「ささやんは?どうしたいの」 「産もうと思ってる。」 親にもこれから話す。だけど「聞いてもらいたいって思ったの。」 「とんでもないこと言ってるのは、わかってる。うち田舎じゃん?出逢いなかなかないわけ。そして、好きでもないひととお見合いして結婚なんてよっぽどじゃない限りご縁は、ないんだよー。」 ささやんのお母さんのご飯は、とても美味しかった。 きっといいお母さんになる。 しっかり相談して決めてね。 家を出てお邪魔しましたと伝えた後、足早に離れ 竹さんに連絡をした。 ただ、途中でブレーキをかけてしまった。 自分の事があったからだ。 新しい社員さんの歓迎会とかで、チーフ達は盛り上がり安藤さんと顔は、あったはずなのに会話は、幾分もしていない。
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