第1章 レストラン

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私達は、ラーメンを食べて帰った。 「この間は、お世話になりました。おごらせて下さい。」 「いいよ、言ったろ。」 「はい」 帰りの駅まで少し話した。サッカーをしてるということ。 仕事の事 「じゃ。」 「ご馳走様でした。」 「また、行こうな。」 「は、はい。」 お話は、出来たけど、まだ何で電話をくれたのか、いつ教えたのかまだ謎だった。 もし、付き合ったら楽しいのかな?うまくいかなかったら、などとネガティブになる。 いろいろお話は、出来た。 イタリアかぶれの店長は、バツイチの独身。 新しいチーフは、バツイチだけど料理が大好き。安藤さんの後輩のなべくんは、 賄いが美味しい。 安藤さんは、カルネとペッシェのセコンドを見てて、何でも作るのが好きみたいだ。 べっちゃんは、お子さんがいて仕事に行く前に 一通り掃除したり、自分が死んでも、 彼女が困らないように出来ることは自分でやると教えてるようだ。 彼に言われたことでふわりふわりとなっているが べっちゃんに 「深くはまっちゃダメよ?」 と念をおされた。 私はというと、何でうちなのかわからずで まだ実感がない。
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