2人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
「わかったわかった、ちょっとだけよ。
ちょっと見たら、帰るよ。」
「うん!」
こっそりと自動ドアをすり抜ける。
塔内はなにかの研究室のようだった。
黄色い壁、黄色い天井、黄色い床。
“黄金”色を崇高とする鬼たちの文化が出ている。
「あ、お姉ちゃん、ここあいてるよ。」
「さ、悟。もう帰ろうよ。」
「や!あ、ここから入れるよ。」
最初のコメントを投稿しよう!