Make Love

恋愛初心者女の大きな悩み

やっと少しは喋れるぐらい落ち着き、もーいいや、今夜は全て言ってスッキリしよう。

「ま、まず、いっぱい気を使わせてごめんなさい。昂輝さんのことを怖いと思ったことありませんしこの際言います今日も思いましたがもっとくっつきたいと思うぐらいです。」

そこまで言うと昂輝さんは声には出さないものの「まじ？」と言いたげな表情。
こうくっつきたかったということも言ってしまったので、もう少し近づいた。

「それと初めの頃は痛かったけどそれよりも……ホント恥ずかしいのですが私はこういうことが好きだったみたいで……、なんていうか少し泣いちゃってたのは………幸せだなーって思っちゃってあー恥ずかしい。一回しかなかったの私が勝手に悪い方に考えてたみたいですね。」

今考えると私が勝手に不安になっていたみたい。
勝手に求められてないとか思っていたかも、よくよく考えてみればただの私の欲求不満だったか……そう思うと私ただのスケベじゃん。

「こんなに昂輝さんがいろいろ気を使ってくれてることを知らずに求められてないと思ってごめんなさい。」

なんというか謝罪しか出てこないけどちゃんと言えてることと昂輝さんの口からいろいろ聞けて良かったと思う。

なので、と言い出来るだけ泣きまくったあとでひどい顔だが出来るだけ笑顔で。