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「…ん、」
起きたとき目の前に昂輝さんの寝顔があり夜のこと思い出し、恥ずかしさと祝福感でいっぱいなった。
腰に回っている手や今まで出来なかった自分も腕を回していることに笑が漏れてきて自分からもっと抱きついた。
と、
「あ、起きた?」
「あ、おはようございます。」
「おはよ。」
昂輝さんは抱きついている私を見て声になるまでもない声で笑い私を抱き寄せた。
あのあと流れるようにベットに行き鎖骨と胸元に赤い瓣をつけられ剥ぎ取られる様に服を脱がされ私からも彼のネクタイを緩めると少し吃驚しながらもキスをされと……、流れるようにことが進み。
彼の根本は心配性で時折「痛くない?」「またいい?」と数回聞かれたが浮かれた私は「もっと。」という感じで私のほうが求めることがあった。もっと言うと自分からキスをねだったり抱きついたりと……、
今思い出すと恥ずかしい。
「腰、痛くない。」
「大丈夫です。」
「気になってたんだけど、」
「はい。」
「少しづつでいいからその敬語やめてくれると嬉しいな。」
「……努力します。」
「お願いします。」
そういえばずっと敬語で話してたけどそれも距離に感じるかもと少し思った。
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