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太陽の光が・空気中の水滴によって屈折反射されるときに・水滴がプリズムの役割になって 光が分解されて・色が並んだ帯のように見える
それぞれの雨粒は いろいろな色の光を反射しているが・1つの雨粒からは そのうちの1色のみが見ている者の目に届く
高い角度にある雨粒からは赤に近い光が 低い角度にある雨粒からは紫に近い光がその目に届くため/ たくさんの雨粒から 【太陽-プリズムとなる水滴-見る者】のなす角度によって・違った色の光が スペクトルに並んだ帯に見える
現在の日本では7色 とされているが・物理学の視点では無限の色となる/地上に届く太陽光のスペクトルは連続しており・だから数えることはできない
時の英国では 赤黄緑青紫の5色と考えられていたが/ ニュートンくんは それに柑橘類のオレンジの橙色と植物染料のインディゴの藍色を加えた
彼は色が無限に変化していることを知っていたが・7つの色からできているとしたかった/ 当時7は神聖な数とされていたからであり・例えば音楽のオクターブも7音からなる
つまり何色に見えるのかは・科学の問題ではなく 人間の問題である/ 何色に見えるかではなく 何色と見るかということである
つまり・それが「虹」という存在である
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