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僕はかっこつけた。
君によく思われたいと思って
自分が悲劇の2枚目キャラになればいいと思ってた
ほんとはかっこよくもなんともなく
中途半端に燃えた花火みたいなもんだなと今思う
君と付き合いたいってなんであの時言えなかったんだろう
君が抱えている過去の思い出を
全部払拭してあげるから
昔の彼と俺は違うからって
なんで胸張って言えなかったんだろう
変にかっこつけて
青春ドラマのいいキャラみたいなオチでいいと思ってた。
今になって死ぬほど後悔してる
あの時君を無理矢理にでも僕のものにしておけば
必ず後悔させないからって抱き寄せれば
今こんなに辛くないのに
今更君にどんな顔して言えばいいのだろう
やっぱり付き合ってくれって
こんなにかっこ悪いことはないかな
でも自分のきもちに嘘ついて
出来ないのに気持ちを殺して
君との接し方を見失うぐらいなら
かっこ悪くてもいい
泥臭くたって
青臭くたって
どんなに惨めでもいい
このまま君に向き合わないで
誰かに取られてしまうぐらいなら
本気の、心から本気の気持ちを打ちあけよう
君に今の気持ちを伝えたらどんな顔をするだろう
困った顔をするかな
それとも……
淡い期待を抱くのはやめよう
どんな結果になったって
本当に後悔しない選択をしよう
もう冬が来る
色々な事にけじめをつけないと
春が来て桜が芽吹く頃に
晴れやかな気持ちになれるように
今しっかり君と向き合おう
その時となりに君がいようといなかろうと
僕は後悔しないようにしよう
桜が舞う頃に
また会えるように
恋人としてでも、友人としてでも
どちらでもいい
君と清々しい気持ちで会えるなら
僕はそれだけで幸せだから。
本気で人を好きになったんだ
初めて本気で好きになった人が
君みたいな強がりで気難しい人だとは思わなかったけど
後悔はしてないよ
どうなるかわからないけど、
ここでたばこを吸って待ってるだけじゃ嫌なんだ
だから
もう一度。
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