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昔々、放浪の吸血鬼の男が居ました。その男は仕事などもなかなかうまくいかず、抜け出してしまいました。その男の名はギガと呼ばれていました。
ギガ はぁ、今日も散々な日々だなぁ。
狐の女 さて、これでお母様に頼まれたものは全部揃ったはずっ!
怪しい男 ふーん、ふふーん、何処かに可愛い女の子はいないかなぁ~
怪しい男は街中を歩いている狐の女を見つけ、狙いを定めた。
怪しい男 よぉ、そこの可愛いお嬢ちゃん!俺とデートしない?
狐の女 嫌よ、貴方の様な馴れ馴れしい方は苦手なの!
怪しい男 んだとぉっ!
怪しい男は突然、狐の女に襲いかかろうとした、その瞬間。
ギガ 危ない!
ギガは狐の女を守るかのように咄嗟に体が動いた
怪しい男 なんだ、オメェ!この女を庇うつもりか!
ギガ そ、そういう訳じゃなくて、ふいに体が・・
怪しい男 そんな言い訳してんじゃねえよ!
ギガは怪しい男に顔面を殴られた
ギガ !?
狐の女 これ以上、この方をいじめるのはやめて!!
狐の女の手のひらから、金色の光が放たれ、怪しい男に当たった
怪しい男 いでぇ!
怪しい男 畜生、覚えとけよ~!
狐の女 大丈夫ですか?
ギガ 大丈夫だけど、貴方こそ怪我はありませんか?
狐の女 えぇ、大丈夫です。ところで、貴方のお名前は?
ギガ ギ、ギガと申します・・。
狐の女 まぁ、素敵なお名前!私は、百緒と申しますの。
ギガ あ、ありがとうございます。
狐の女 良かったら、うちで紅茶は如何です?
ギガ ぜ、ぜひ!
狐の女 それじゃあ、決まりね!では、行きましょう!
ギガは百緒に腕を掴まれながら、百緒の家へと向かった
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