はじまりの光

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あの夜、美しい光が私を魅了した。 あの光こそ、君の魂の輝き。 空から降りてきた光が、思わず差し出した掌にふわりと舞い降りた次の瞬間、私のお腹の中にスっと消えて行った。 あっという間の出来事だったけれど、君が確かに私の元へと宿った瞬間だったよね。 君は、自分の名前を持ってこの世界へと降りてきた。 本当に美しく光り輝く魂。 私を強くしてくれる存在との出逢い。 偶然じゃなく、全ては必然だった。
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