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あれもそれもどれも現実
ママ友に預けていた娘を引き取り帰宅
結局、思ったより精神的にやられて夕飯を作る気にはなれず、適当に買って帰った
家には旦那が1人、居た。
時刻は夕方の五時過ぎ、だ。
なぜ居る??
なぜ居る??
二回自問した
よく感じることのある不安がよぎる
「おかえり、どうだった??」
かろやかなトーンで旦那が言った。
「ただいま。てか、帰ってくるの早くない?
仕事はどうしたの?』
ほぼ攻め気味に呆れた感じで聞いた。
「………早退して来た。ムカついた事があったから。」
もはや、病院疲れの私には面と向かう余力もなければ対峙するほどの愛情もなくなっていた
「仕事、辞めないでね。私、入院と手術あるからね」
「え!そうなの??困ったな、家事とあずの世話どうするの?」
………第一声めはいたわりの言葉ではなかった
残念な旦那にすでに怒る気力もなく悲しみもなく、この旦那を選んだ自分に憤りをぶつけていた
とりあえず深呼吸。
そして、まず食べよう
私は生きなければならないから。
母親なのだから
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