第2章 彼氏と彼女

2/16
1432人が本棚に入れています
本棚に追加
/276ページ
次の日の夜、 翔くんから電話が掛かってきた。 「ミユちゃん、スキー行かない?」 いきなりですか!!Σ(×_×;)! 「毎年ね、年明けの休みに 友達が集まって スキーしに行ってるんよ。 バスを貸し切って行くから楽だし。どう?」 どう?と言われましても… f(^_^; 「弟も、友達と参加するし、 ミユちゃんも、友達誘ってくれていいからね」 「あの… もちろん泊まりですよね?」 「うん。夜に出発して、その日は車中泊。 朝から滑って、民宿に2泊する予定。 今のところ、参加者は20名くらいかなぁ あ、女の子もいるから、心配しないで。」 「ふふっ。はい。 じゃあ、友達と相談してみます。」 「うん。絶対楽しいから、前向きに考えてみて! あ、もちろんご両親の許可を頂いたらやけどね」 「はい。ありがとうございます」 うちの高校には、 毎年1月に『スキー学校』という行事があり、 私は、去年 初めてスキーを体験した。 3日間で、ボーゲンは滑れるようになったけど、 まだまだ初心者だ。 来年の1月にも、参加する予定だったけど、 その前のお誘いか… (^_^;))) うーん。どうしよう。
/276ページ

最初のコメントを投稿しよう!