正義と悪は紙一重

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パァーッ! 私の身体が光輝く。 それも夢なの? 『いいえ夢ではありません!貴女はバルキリーとして生まれ変わるのですっ!』 するとお婆ちゃんの身体は見る見る内に甲冑を纏った神々しい女神の姿となった。 『これが本来の姿、私達徳島の女性は愛国の名の元に第二次世界大戦を戦い抜いたのです!』 お婆ちゃんは20代後半くらいに若返り右手に槍、左手に盾を持っていた。 「ああお婆ちゃんっ!」 私はお婆ちゃんに触れた。 するとお婆ちゃんは光の粒となって私を包み込む。 お婆ちゃんだった光の粒は兜、鎧、槍、盾に分かれて私を包む。 温かい…血がどくどくと流れて寒くなった身体はお婆ちゃんの温もりで温たまってきた。 そうだ、私は戦わなくてはいけない! 江戸華さんを助けなきゃ! そして私は現実に戻った。 ーーー江戸華SIDE 「ゆ、許して!この事は他の人には言いませんからっ!!」 私はナイフを持っている男に命乞いをするしかなかった。 そんな時倒れていた海溝さんの身体が眩い光に包まれた。
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