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「出て行けつってんのよ!!」
「てめえが出て行け!!」
私と男の押し問答、他にも女性がいるけど誰も男に出て行けとは言わず見て見ぬ振りをしている。
「ちょっと貴女達!女性なら男が女性専用車両に乗ってはならないとわかってるはずよ!なんで誰も注意しないのっ!?」
私は知らんぷりしていた女達にも腹が立ち、大声で怒鳴った。
「このクソアマッ!!」
男はその隙に私を押し倒し、私の首元を掴んできた。
「この場で殺してやるっ!!」
「ギギギ…」
流石の私も歳だけに力が劣ってきたのか、認めたくは無いけど女は男に力では敵わないと言うのか…抵抗も虚しく私の意識は苦しみとともに遠くなりかけた。
私のやってきた事は間違いではないはず…。
KEIさん!間違っていないと言って!
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