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数分経った頃外からヘリコプターの音が鳴り響いた。
すぐに担架を持った救急隊がログハウスに駆け込み私のそばで担架を下ろした。
「大丈夫ですか?意識はありますか?」
「は……い」
「良かった!すぐに病院へ連れて行きますので頑張ってください!」
そう言われて私を担架の上に乗せ、救急隊の1人が司さんと何かを話していた。
その間私をヘリコプターに乗せるため外へ出た救急隊に私は少し待ってと声にした。
ログハウスの入り口のすぐそばで司羽を抱えた美羽の姿が目に入った。
美羽が無事でよかったとだけ告げて涙を流すのを見つめながらヘリコプターの中へと乗せられた。
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