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「絶対、今度は彼と一緒に来ます!」
マイクの音源は警官により切られたため、私の声が彼女に届いたかは分からない。
でも背中を向けていた美代さんが振り向いて微笑んだ様子に多分伝わったんだと思う。
バタンとドアが閉められた面会室は静寂に包まれた。
……………………
「くそ、あの女…」
刑務所を出た私たち3人は1人だけ、高森先生はブツブツと赤面しながらも文句を呟いていた。
「…………」
美代さん、多分あなたの恋はすぐに叶うと思うますよ。
そう心の中で呟いて高森先生にバレないようにこっそりと笑みを浮かべ、愛する人達が待っている家へ帰っていったーーー。
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