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「ああ、仕事は今まで通り続けてもいいよ。今は色々と機能が充実してるからね。日本に戻っても問題ないよ」 「はあ…。でも美羽にも聞いてみないと…」 「美羽ちゃんはここに残るって」 そう言葉にしたのは司さんだった。彼の方に視線を向けると苦笑いを浮かべていた。もしかしたら私が寝ている間に秋人さんから話を聞いたのかもしれない。 でも不思議に思ったのがなぜ彼がそんな顔をしたかだ。でも… 「そう…ですか。美羽がそうきめたのなら…」 正直心配もあるが、美羽ももう大人だ。妹が決めたことにいちいち口出しはしない。 「あ、それと。中也たちがここを発った後、僕ここに住むからね」 にっこりと笑顔を浮かべて告げる秋人さんに… 「え!?ちょ、そんなこと聞いてない!」 「…ん?」 もしかしたら司さんが苦笑いを浮かべてた原因はこのことだったかもしれない。
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