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「そのつもりだ。お前なんかに言われなくともな。
わかっていると思うが、私はお前を取引に“利用”した。それは紛れもない事実だ。
しかしなぜだろうな、罪悪感がないんだ。
お前以外の誰かが幸せになれるんだ
……それでお前は満足だろ?」
あー。
ダメ、
涙なんて
この宇京麗奈にはにあわないわ
大丈夫よ。
さんざん嫌味を言われ続けたじゃない。
「……はい。ありがとう御座いますお父様」
なんで私が感謝をしているの?
もう、バカバカしいから
だから
笑いなさい。
麗奈。
そうやって、心の中で自分に言い聞かせていないと私は闇に飲まれてしまう
「ついたぞ。くれぐれも粗相のないようするんだ。いいか。」
「はい。わかりました。」
そう言って微笑んだ。
よくやったわ麗奈。
そう、そうやって自分を殺して生きなさい。
でないと、
壊れてしまうわよ?
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