第二章  日常

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麗奈side 「麗奈ー!おっはよう!」 私の名前を呼ぶこの可愛らしい友人の名前は志木日和。私より背は高いけど、顔は、可愛い系だと思う。とてもモテるのよ。 「おはよう、日和」 と、挨拶を返す。 「麗奈、どう?麗奈のお父様の再婚相手は?優しそう?」 「ええ、とても優しそうな笑顔の素敵な女性だったわ。」 「よかった。」 そう、私のお父様、宇京光夫は、昨日正式に再婚をし、その再婚相手と連れ子とは昨日から一緒に住んでいる。 私が、複雑な心境でいることを察して気遣ってくれているのだろう。 自分にはもったいないくらいの親友だと思う。
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