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びっくりした。それじゃあ体に悪すぎる。
「西条さん、私がここに住まわせてもらうかわりに、ご飯は私が作ります。
このままじゃ、西条さんの体が心配です。」
西条さんがびっくりした顔をした。
「俺の体を心配してくれるのか?」
そこ?
「はい。心配です。」
「好きな女に心配されるのは嬉しいな。」
西条さんは、ずれている。
しかも、ストレートに好きな女なんて言うから、顔が赤くなってしまった。
「麗奈、カワイイな。
俺の理性がもつかわからねぇな、これじゃあ。」
「西条さんっ、からかわないでください。」
「すまんすまん。
機嫌を直してくれ。な?」
なんてとろけた顔をして言うものだから、許してしまう。
西条さんはとても甘い。
歴代の彼女さんたちにもこんなに優しくかったのかな?と、思うと胸がチクリと針がささったように痛んだ。
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