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第五章 ついに
麗奈side
あの西条さん夜に会った日から、3日がすぎた。
とても雪奈に怒られて、最後には、
「麗奈お姉様に何も無くて……よかったっ!」
って、言われてしまいもう心配はかけないようにしなければと思ったのだ。
「麗奈さーん、おはよーございますー、さっきー、パパがー、呼んでましたよー?」
「美香ちゃん、おはよう。
教えてくれてありがとう」
そう言って去ろうとしたその時
「待ってくださーい。
あの、オッサンのお嫁に行くってほんとーですかー?」
「どうしてそれを……知っているの?」
「パパと麗奈さんが話してるの
聞いちゃった♪」
「…………そう。」
「かわいそうですね。
でも、パパ位のお金持ちだから、苦労しなくて良いじゃないですかー。羨ましいですー。」
じゃああなたが変わってくれるかしら?
と言いそうになるのをグッと堪えて、
「そうかしら?」
と笑った
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