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「…どうして私なんだろう…?もしかして魔法で綺麗になってたからなのかな?可哀想な子に思ったからなのかな?とか思ってしまうんですよね…」まるで学生時代の女子の恋愛相談で聞くような話だったが、彼女にとっては結婚までしてしまっているのだから…もうしばらく話を聞こうと思った…
王子の事を男の立場としてなのか、分からなくもないと思える俺がいたのもあった…
学生時代にイジメられやすいというかイジられがちな女の子がいた誤解されやすいというか、その子が急に俺に告白してきた事を思い出した…
確か俺はあの時も「何で?俺?」と聞いて彼女から「だって…何て言ったら良いのか分からないんですけど、白馬くんは優しいから…真面目だし素敵な人だって思うから」と言われたような気がする
とりあえず、付き合ったが…気付いたら自然消滅していた
別に悪い子ではなかったが、これといって互いに深い話もしなかったし、これといってワガママも言わず気のきいた子ではあったのは覚えている
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