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唯一無二の出会いで、完結されたもの。
きっと出会うべくして出会ってしまったのだと、僕はそれを恋と呼んだ。
傍から見れば、僕は容易に奇人変人で、きっと目もあてられぬような状態だろう。
しかしながら、僕にとってはそんなことは関係なく。僕はただただ恋をし続けた。
その想いの重さ故の行動も、その想いの重さ故の反動の痛みも、指を伝う血の赤も。
全てはこの恋故に。仕方なかったのだ。
僕はそう確信している。
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